相関図

 ゴチャゴチャになっているので、簡単にオリジナルの相関図を書いておきました。
 今後、那智や、奈義羅たち兄弟の話が主になるかと。奈義羅たちの母親が時雨と要の姉という設定。

 簡単にプロフィールを書いたら、人数が多くてえらいことに・・・。お暇な方は読んでみてくださいww



現代編
神原那智  享年31。奈義羅達の父親。妻が早くに亡くなり、若いうちから男手一つで息子達を育ててきた苦労人だが、本人は彼らを溺愛していた為、苦にはしていなかった様子。子どもが出来てから性格が丸くなり、素直な一面を曝け出していた為、無条件に人から好かれる性格だった。五年前にある事件の突入で指揮を執っていた際、無残な殺され方をした。その後、犯人から自宅に、箱に詰められた状態で遺体が届けられた。第一発見者は要と時雨。犯人は現在も逃走中。
神原奈義羅(18)  高校3年生、生徒会長。口数少なくおとなしい性格。弟達からは可愛い可愛いと懐かれているが、温厚な性格の為、いつもいいようにされてしまいがち。ちなみに、名前の由来は海の凪のように穏やかに育って欲しいからという理由で、那智がつけました。父親の那智に容姿、雰囲気が一番似ている事から、悪いヤツら(謎)に狙われやすい。
神原海斗(18)  高校3年生。奈義羅の双子の弟で、副生徒会長。女遊びが激しかった頃とは裏腹に、三年生になって随分しっかりしてきたご様子。過去の奈義羅に対する態度を非常に後悔しているので、今では全てをかけて奈義羅に接している。慶の弟子で、裏組織所属、武器はバックルやサバイバルナイフ。名前は奈義羅と対になるように海の字が入っている。
神原魁漣(17)  高校2年生の風紀委員長。その割りに自身は脱色、ピアスなど風紀を乱しまくりだが、礼節はわきまえている。日本大好き、茶道、華道、日本舞踊をたしなむ。海斗と同じく、過去に奈義羅に冷たく当たった事をひたすら後悔していて、今では奈義羅を全力で守っている。裏組織所属、武器は日本刀。師匠はあまね。名前の由来はサザナミを照らす魁星のように兄弟を照らして欲しいから。
神原千晶(16)  高校1年生。神原家四男坊。生まれつき体が弱いが、最近成長とともに体力もついてきた。可愛らしい容姿とは裏腹に、影では父親を殺した犯人に憎しみを抱き、自力で父が師事を受けた人を探し出し、銃の扱いを習う。兄弟も知らなかった二面性を持ち、突然ブラックになることも。父の死後、闘病中も優しく接してくれた奈義羅を誰よりも守りたいと思っている。病気に負けないように、キラキラと輝くような笑顔になって欲しいというのが名前の由来。
霧坂要(24)  神原家の長男的存在。4歳の時に両親が殺人事件に巻き込まれ、12歳離れた姉に育てられていた。那智と姉が結婚し、姉は千晶を産んで一年後に他界した為、以来那智の息子同然に育てられる。那智には恩を感じていて、甥にあたる奈義羅達とは本当の兄弟同然に育ってきた。裏組織所属、武器は拳銃。温厚な性格で弟達のまとめ役。那智が死ぬ前に引き合わせた組織出身のハーフの子と結婚し、息子が一人いる。表では奈義羅達の学校の社会科教員をしている。
霧坂時雨(23)  要の弟で、表では体育教員。裏組織所属、得意武器は投げナイフ。要と同じで、奈義羅達にとっては頼れる兄貴。生まれつき色素が薄く、色白。要は母親似なのに対し、時雨は父親似で、魁漣の髪や肌の色は時雨と一番近い。メンタル面で弱く、那智の死後、神原家に立ち寄れなくなり、要の付き添いのもと、神原兄弟とは別居していた。その為、家庭がバラバラになってしまった境遇に暫く気付けなかった事を後悔している。
今泉和斗(42)  裏組織医療部所属で、医療部長、警察庁とも繋がりのある名医。息子達の為なら命を懸けて戦う外科医。元々戦闘部隊に所属していた為、そこで那智に出会い、以来弟の様に面倒を見てきたが、那智が亡くなってからは、成人していない神原兄弟の養育を一手に引き受けている、神原の現在の父親的存在。童顔で、若い頃から変わっていないとからかわれる事もしばしば。生まれる時に取り上げた神原兄弟は、実の息子同然に思っている。
今泉旭(24)  和斗の一人息子。要とは同級生で、父と同じ医療部所属だが、戦闘技術は無し。飛び級制度で若くして外科医となり、難関の裏組織医療部に所属した。母親に似た為、あまり身長も伸びず、成人男性に見られないこともあるらしい。和斗や那智の事を尊敬していて、目標にしている。神原や霧坂兄弟とは、出会った頃からずっと一緒で、一人っ子ゆえに兄弟の様に接している。
ウィリアム(42)  本名はウィリアム・クロード。純粋なフランス人で、留学で日本にいた為、和斗とは同級生。軍隊から引き抜かれ、現在は裏組織所属。チームリーダーとして、現場で部下をまとめる。明るい性格で、和斗と同じく同業の那智の事を弟の様に可愛がっていた。神原を引き受けた和斗をそれとなくサポートしている。背が高く男前で、上司を口説くのが日課のような軽いノリの男だが、根は真面目で、ソリの合わない上司にいびられる毎日だが、人の前では一切弱音を吐かない。
河瀬あまね(24)  ウィル(ウィリアム)の一人息子。日本で暮らす為、生まれた時から母の姓。ある事件でウィルが要を助けた事で、那智達と出会ったが、以来要や旭とは幼馴染で、兄弟のように接してきた。一人っ子な為、神原や今泉にはよく遊びに行く。魁漣の剣術の師匠で、父の影響で裏組織に所属。得意武器は日本刀。事あるごとに、いちいち弄ってくるウィルに嫌気がさしつつも、本気で落ち込まれると可哀相になって構ってあげる、父親思いの優しい性格。
貴羅清政(36)  那智の親友で唯一の同期。那智が殺されてから、独自で捜査を進めている捜査部長で、裏組織所属。リーダーのウィルにつく補佐官で、自身もリーダーの資格を持つ。長身、美形、冷静で、仕事も量をこなす、組織内でも一目置かれる存在。得意武器はコインと拳銃。奈義羅達にとっては相談事がしやすい、小さい頃から知っている兄貴的存在…なのかも。かつては那智の相棒。組織内、外問わず、同業者には清政を尊敬する者は多い。
貴羅晴樹(14)  中学2年生。清政の息子で、5歳の弟と、生まれたばかりで要の子と同級になる妹がいる。誰よりも父親を尊敬していて、裏組織に最年少で仮登録中。父が那智を大切に想っていたように、何故か奈義羅に異常に関心を持っていて、奈義羅を守る為なら危険に自ら突っ込んでいく程大切にしている。父によく似ていて、中学生の割に異常に大人っぽい部分があり、落ち着いて見える。
形橋亜浪(41)  和斗の補佐官で、外科医。医療部の副部長。元々は現場に出ていた為、拳銃が得意だが、学生時代にそこで出会った一つ上の和斗を慕い、医師を目指した。かつての旭の指導医。柔らかな物腰、物言いから、人に好かれやすい印象を与えるが、戦闘になると途端に纏うオーラが凍て付くらしい。基本的に戦闘に出向く時はリーダーライセンスを持つ和斗と組むが、時にはウィルや清政と組む事もある。
形橋暁良(14)  亜浪の息子、形橋家の次男。長男は生まれつき体があまり丈夫ではない為、兄を大切にしているしっかり者。晴樹とは同級生で気の合う親友。父に似て赤毛。晴樹とつるむ事が多いせいで、最近同じく裏組織に仮登録した。師匠はウィル。現在拳銃の扱いを習っている。学校では剣道部に所属。
一ノ宮慶(46)  ウィルの上司に当たり、リーダーをまとめる司令官。組織内にいる司令官は12人体制で、三交代制。和斗達にも増してドが付く程童顔で、同期や上司からは「学生のようだ」とからかわれる事が頻繁にあり、ウィルの恰好の餌食。打ち合わせ中にセクハラまがいの事をされる事は日常茶飯事だが、上手く清政が間に入ってくれる。口数は少なく、多くを語らないが、堅物が多い司令官の中では、自身も現場に出ていただけあって非常に柔軟で、部下思いでウケがいい。
一ノ宮更(28)  慶の一人息子。兄弟と間違われるほど慶に瓜二つで、昔から美人で痴漢に襲われる事がしばしばあった為、外見とは裏腹に言葉遣いが乱暴。しかし、誰よりも面倒見が良く、組織内では特に下から慕われている。14歳の妹が一人いるが、事件に巻き込まれて大怪我をし、自宅から出られなくなってしまった為、そんな妹を甲斐甲斐しく世話する一面も持つ。慶にも増して口数が少ないが、おとなしい奈義羅を特に気にかけているらしい。


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